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第6回 BYODとは?Consumerizationとは? |
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最近、ITトレンドでBYODやConsumerization(コンシューマライゼーション)という言葉が出てくるようになりました。今回はこれらの言葉の解説をしながら、企業で活用するための要素について紹介したいと思います。
まず、BYODやConsumerizationとは、ひとことで言うと
スマートフォンやタブレットのようなデバイスを使って
仕事をすることを指します。
さらに、それぞれの言葉には次のような意味があります。 |
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◆BYOD
| BYODとはBring Your Own Deviceの略で、ご自身でお持ちのスマートフォンやタブレットなどのデバイスを使って仕事をすることを指します。あなたのデバイス(Your Own Device)を会社へ、自宅へ、出張先へと持っていく(Bring)という意味から、Bring Your Own Device =BYODというわけです。 | |
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◆Consumerization
Consumerizationとは、スマートフォンやタブレットなど、法人向けではなく一般ユーザー向けに販売されているデバイス等を利用して仕事をすることを指します。法人向けを「エンタープライズ」、一般ユーザー向けを「コンシューマー」と呼ぶことから、「コンシューマライゼーション(Consumerization)」と呼んでいます。
昔は新しいデバイスが開発されると、必ずエンタープライズ向けのものが最初に発売されました。たとえば、コピー機やFAXなどはエンタープライズ向けの機器が発売され、その後製造コストが低下すると、廉価版であるコンシューマー向けの機器が発売される、というサイクルでデバイスが売られていました。
しかし、最近はコンシューマー向けのデバイスでも非常に高性能なものが多く、コンシューマー向けでも十分に仕事に活用できるだけのスペックを持ったデバイスが登場しています。そのため、もはやエンタープライズ向け、コンシューマー向けと分けること自体、時代遅れなのではないか?という考え方すらあります。 | |
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| 簡単にBYODとConsumerizationについて、用語を確認しましたが、どちらも同じ意味ではないか?と思った人もいるでしょう。確かに、どちらもスマートフォンやタブレットを使って仕事をするという意味では同じですが、BYODは自分のデバイスを使うのに対して、Consumerizationはデバイスの所有者が誰であるかは明確にしていません。ですので、BYODは自分のデバイスを使ったワークスタイルであるのに対し、Consumerizationはコンシューマー向けに販売されるデバイスを使ったワークスタイルという違いがあるとお考えください。 |
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| BYODとConsumerizationは言葉の定義こそ異なるものの、活用することによるメリットはどちらも次のようなところにあります。 |
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3・11の地震以降、どこにいても社員とコミュニケーションをとれる、というのは重要な要素になってきたと思います。安否の確認はもちろんのこと、昨今の電力事情により、オフィスで仕事ができず、在宅勤務を余儀なくされるケースでも、どこにでも持ち運べるデバイスを使ってコミュニケーションをとれるのは、ビジネスの継続性という観点から大きなアドバンテージになると思います。(ちなみに私はこの原稿を出張先で執筆しています)
また、クラウドコンピューティングの登場により、どこにいても仕事ができる環境を整えるのは以前ほど難しくありません。クラウドを活用している場合、サーバー自体がすでにインターネット上にあるわけですから、私たちが利用するデバイスはインターネットに接続しさえすれば、仕事がすぐに始められるのです。
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| たとえば、会社のPCを持ち出すことを一切禁じている会社の場合、外出先にいるとメールをチェックするために会社に戻らなければなりません。これだけでも社員の方は相当なストレスだと思います。メールひとつとっても、早く返信できるかどうかがビジネスの成果に大きな影響を及ぼす時代ですので、BYODやConsumerizationはもはや無視できないと言っても過言ではないでしょう。 |
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一方、BYODやConsumerizationを会社で実践するために現在、議論されていることがあります。それは「セキュリティはどうなるのか?」ということです。これまで、「会社のネットワークに持ち込みのPCを接続することは厳禁」、あるいは「会社のPCを持ち出してはいけません」などと、セキュリティ対応のために、BYODやConsumerizationの流れとは全く逆のことを言っていたと思いますし、また今でも実践されている会社は多いでしょう。もちろん、そのこと自体は否定しませんが、デバイス持ち出しを禁止することだけがセキュリティ対策ではない、ということも知っていただきたいのです。
情報セキュリティマネジメントの世界では、会社の存在するリスクに対して以下のようなリスク対応方法があることが言われています。 |
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(参考http://www.ipa.go.jp/security/manager/protect/pdca/risk.html) |
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| 先に登場した「持ち出し禁止」や「持ち込み禁止」というのはCase3にあたる方法であり、リスク要因を完全に除外してしまう方法です。多くの会社で実践されている方法なので、セキュリティ対策の唯一の方法であるように思われがちですが、Case1~Case4を見てわかるように、「持ち出し禁止」や「持ち込み禁止」はリスク対応の方法の1つであり、唯一の方法ではないのです。持ち出すデバイスに対して、一定のセキュリティ対策を施し、そのうえでBYODやConsumerizationを活用するCase1の方法もリスク対応の方法としてあるわけですから、このような方法もぜひ検討していただきたいのです。スマートフォンやタブレットを使った場合のセキュリティ対策については以下のトレーニングコースでご紹介していますので、BYODやConsumerizationを活用して社員に仕事をさせたいとお考えの方は是非ご参加いただければと思います。 |
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